fantasy NBA:ドリームチーム(1992)のファンタジーポイントを調べてみた

スポーツ史上最高のドリームチーム(1992)

レジェンド編に引き続き、今回はバスケットボールの転換点となったバルセロナオリンピックのドリームチームメンバー12人のファンタジーポイントを調べてみました。
このチームは、マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、ラリー・バードを筆頭に、決して叶うことのないはずだったNBAの最強メンバーが勢揃いした、まさに夢のようなチームです。当時は世界的な社会現象となり、これをきっかけにバスケットボールが一気に国際的なスポーツとなりました。伝説の選手たちのNBAでの足跡をファンタジーポイントで追っていきましょう。

■算出方法と注意点
スタッツの算出項目は、PTS(得点)、3PTM(3P成功数)、REB(リバウンド)、AST(アシスト)、ST(スティール)、BS(ブロック)、TO(ターンオーバー)に以下一般的な係数を掛け、加算しています。
1:PTS、3PTM
1.2:REB
1.5:AST
3:ST、BLK
-1:TO

12人のメンバーの中から、1試合あたりのファンタジーポイントのTOP10を10位からみていきたいと思います。

第10位 1試合あたり37.0 ジョン・ストックトン
八村塁の先輩でマローンとの最強デュオでジョーダンを苦しめたアシスト王のストックトンがまさかの第10位。他のメンバーも全員スーパースターなので致し方ないのかもしれません。ただし、ドリームチームのメンバーの中では最多の出場試合数で累計ポイントでは第3位と好記録でした。
合計ファンタジーポイント:55622(第3位)
1試合あたりファンタジーポイント:37.0

第9位 1試合あたり37.9 スコッティ・ピペン
ジョーダンの相棒、史上最強のNO.2ピペンもドリームチーム内で比較すると第9位。累計のポイントでも9位でした。スタッツ全体的にバランスが良いですが、ジョーダンのチームメイトの宿命でポイントは比較的少なめです。しかし3Pの成功数はドリームチームの中でもTOP!(意外!)。
合計ファンタジーポイント:44618(第9位)
1試合あたりファンタジーポイント:37.9

第8位 1試合あたり42.4 クライド・ドレクスラー
体型も身体能力もプレーもジョーダンと非常に似ており「クライド・ザ・グライド」の異名も持つドレクスラー。息子さんが日本のBリーグでプレーしたことも記憶に新しいです。42.4ポイントでも8位とはやはりドリームチームのレベルの高さがわかります。
合計ファンタジーポイント:46023(第7位)
1試合あたりファンタジーポイント:42.4

第7位 1試合あたり42.8 パトリック・ユーイング
いつもジョーダン率いるブルズにこっぴどくやられ、ジョーダン引退後も結局優勝はできなかったけど、振り返ってみればやはりニックスが一番輝いていたのはユーイングがいた時でした。息の長い選手でもあり、累計のファンタジーポイントでは4位とさすがのポイントでした。
合計ファンタジーポイント:50638(第4位)
1試合あたりファンタジーポイント:42.8

第6位 1試合あたり46.1 カール・マローン
メールマンことマローンも1試合あたり46.1で第6位。しかし累計ファンタジーポイントでは前回取り上げた(カリームには及ばずも)チェンバレンをも凌ぎドリームチームのメンバー中堂々トップ。さすがの鉄人ぶりです。
合計ファンタジーポイント:68013(第1位)
1試合あたりファンタジーポイント:46.1

第5位 1試合あたり46.5 チャールズ・バークレー
バルセロナオリンピックでは得点王にも輝いたバークレーが累計でも1試合あたりでも第5位。正直当時は評価はキャラ先行みたいなとこあるでしょ!と思っていた節はありましたが、集計してみたら思った以上に成績も優秀でサプライズでした。
合計ファンタジーポイント:49905(第5位)
1試合あたりファンタジーポイント:46.5

第4位 1試合あたり48.3 デビット・ロビンソン
トリプルダブルならぬクアダブルダブル達成者でもある提督ロビンソン。ポイント、リバウンド、そしてブロックと確かにスタッツをすごく稼ぐイメージがあります。前回取り上げたビル・ラッセルやジャバーなんかとも遜色ないファンタジーポイントです。
合計ファンタジーポイント:47682(第6位)
1試合あたりファンタジーポイント:48.3

第3位 1試合あたり48.5 マジック・ジョンソン
ドリームチーム結成の立役者マジック。累計ではゲーム数も少なく12人中10位も1試合あたりでは第3位。ライバルのバードには負けてしまいましたが、晩年の復帰シーズンがなければ1試合あたりのファンタジーポイントでバードを上回っていたかもしれません。
合計ファンタジーポイント:43902(第10位)
1試合あたりファンタジーポイント:48.5

第2位 1試合あたり51.1 ラリー・バード
見事2位だったのはバード。1試合あたり51.1という驚異的なポイントでした。全てのスタッツのバランスも良く当時としてはかなり多くの3Pも決めています。(さすが3Pコンテストの覇者です)黒人選手に比べ身体能力に劣る白人選手の中で2位というのは驚きでした。
合計ファンタジーポイント:45868(第8位)
1試合あたりファンタジーポイント:51.1

第1位 1試合あたり52.8 マイケル・ジョーダン
期待を裏切らず神様マイケル・ジョーダンが第1位でした。マジック同様、40歳を前に復帰したウィザーズの2年間がなければもっと恐ろしいポイントになっていたでしょう。そして出場試合数は7番目なのに累計でも第2位。神様は神様という集計結果が出てホッとしました。笑
合計ファンタジーポイント:56626(第2位)
1試合あたりファンタジーポイント:52.8

いかがでしたでしょうか。全12名の詳細は以下に貼っておきます。ファンタジーでも見事なドリームチームでした。