fantasy NBA:FA選手を効果的に入れ替える!

■ 選手の運用が勝敗を左右する!
シーズン中は、自分のチームの選手が怪我をしてしまった、思ったより活躍しないので選手を入れ替えたい、最近活躍しだしたあの選手をチームに加えたい、などの理由でロスターの選手を変更していくことがあります。ここではトレードを含む選手の入れ替えについて解説していきます。

■ 怪我人が出たらIL枠に!ただし最大2枠なので注意
まず、選手が長期的な怪我(Injured)ステータスになったら、通常とは別に最大2枠のIL枠に登録して保持することができます。試合に出てスタッツを残さない限り成績には反映されませんので、Injuredステータスの選手をIL枠以外で保持するのは相当不利になります。(それでも稀にどうしても手放せない主力3名がInjuredになってしまうこともあります。。)

上記ではInjuredステータスの選手(クラーク)がIL枠に登録されています。

■ FAから選手を探す!
ドラフトされなかった選手や、現在登録されていない選手の多くはどこのチームにも所属していないFA(Free Agent)選手として獲得することができます。
確認するには、TOP>Players>Player list に進みましょう。

以下がPlayer Listのページです。「Owner」という列が FA であれば即時獲得可能です。ただし、ロスターに反映させられるのは翌日からなのでご注意ください。

全ての項目でリストのソートができるのですが、所謂スタッツとは別に「Pre-Season(シーズン前のランク)」「Current(現在ランク)」「% Owned(全リーグのうち誰かが保持(登録)している割合)」があり、こちらも参考に選んでいきましょう。

Transaction Trends はチェック!
また、選手を探す際に必ず見ておきたいのが、Transaction Trends です。
TOP>Research>Transaction Trends で確認できます。

ここで、他のリーグで活発にトレードされている選手を確認することができます。
緑(Adds)が追加されている選手、赤(Drops)が削除されている選手です。

なぜその選手が活発にトレードされているのか理由は様々ですが、例えば以下のような理由です。
● あるチームの主力選手が大怪我をし、長期欠場決定→同ポジションの控え選手の出場時間が多くなるとみられAddsが多くなる。
● あるチームの主力の怪我が明ける、コーチが代わるなどで出場時間が増える(減る)と見られAdds(Drops)が多くなる。
● ドラフト外の新人でノーマークだったがロスターを勝ち取り思った以上の成績を残し始め、Addsが多くなる。

Player listTransaction Trends をチェックして欲しい選手を決めたら FA の横にある + で追加していきます。ロスターに空きがある場合はそのまま追加、空きがない場合は誰かをドロップして追加することになります。(上位ランクの選手はリーグ全体に大きな影響を及ぼすこともあり交換できません。)

■ ちょっと複雑なWaiverルール
シーズン中はFA以外にも、他の誰かがリリースした後のWaiver(放棄中)期間の選手を取得する方法もあります。Waiverの選手は Owner の列に W(Dec 13)のようにFAになる日付が記載されています。

Waiverの選手も + を押すことでFA前でも「Bid(入札)」することができます。
複数の選手がBidし競合した場合は各ユーザーに与えられているWaiver Priorityという順位が高い方が獲得できます。
Waiver Priority はリーグのTOPページ、各選手の獲得ページ下部でも確認することができます。

そして、Waiver Priorityよりも優先されるのがBudgetを使った入札です。各オーナーにはシーズンを通じて架空の100ドルの予算が与えられていて、この一部または全部をbidに加えることができます。Waiver Priorityが下位でもBudgetを多くBidした人が選手を獲得できます。
ですので、その選手がどうしても欲しい場合はBid Amount 欄に数字を入力してBidしましょう。(Budgetが同額で競合した場合はWaiver Priorityが優先されます。)

ちなみに、選手が獲得できた場合のみBudgetは減るので、
●Budgetを使って入札したけど競合しなかった場合→選手は獲得できます。Budgetは返ってきません(減少します。)
●Budgetを使って入札したけど競合し負けてしまった場合→選手は獲得できませんが、Budgetは返ってきます。(減少しません。)
ということになります。架空のBudgetはシーズンを通して増えはしないので、効果的に使っていきましょう!

FA獲得の取引人数が制限されているリーグもある(例えば週に4人まで等)ので、その点も確認しておきましょう。
他にもOwner同士が直接トレードで選手を取得する方法がありますが、こちらはリーグの設定によりルールが違います。当人同士の合意で成立するリーグもあれば、コミッショナーの承認が必要なものもあります。詳細は別の機会に紹介したいと思います。