fantasy NBA:勝敗の仕組みを理解してチームを運営する

■ ルールの理解が勝利への近道!
ファンタジーはリーグ(設定)毎にルールが変わるので、そのルールを理解しなければ勝敗には近づきません。この記事ではルールの違いとその違いによって気をつけたいことを紹介していきます。

■スタッツ項目は3つに大別!
スタッツは以下のように大きく3つに大別できます。

累積スタッツ:期間中に累積されていくスタッツで最もポピュラーで重要なもの。代表的なものはPTS、3PTM、REB、AST、ST、BLK、TOなど。TO以外は多いほうが良い。
②非累積スタッツ:期間中計測されるが累積されないもの。FT%、FG%など。確率の競争なので状況(例えば集計最終日の日曜日に非累積スタッツを落とさなければ勝ちがみえている状況など)によっては選手を出場させない戦略もあり得る。
③達成スタッツ:ダブルダブル、トリプルダブル、退場など。条件に達成するとポイント加減されるスタッツ。
Head-to-Headでは①と②Head-to-Head-pointでは①と③があり得るということになります。

Head-to-Head-pointでは項目ごとの係数あり!
Head-to-Headはそれぞれの項目が全て平等に扱われます。総得点で相手に勝つのもブロック数で相手に勝つのもFT%で相手に勝つのも同じ1勝です。勝敗も項目ごとのですので、点をたくさんとる所謂スター選手以外にも重要な選手はたくさんいます。
一方で、Head-to-Head-pointではファンタジーポイントの算出において項目ごとに係数が設定されています。何が重視されるかによってとるべき選手は変わるでしょうが、一般的には以下の数値です。これより大きく変わる設定の場合は要注意です。※3PTMはない場合もあり。
〈一般的な係数〉
1:PTS、3PTM
1.2:REB
1.5:AST
3:ST、BLK
-1:TO

■ 所属チームの出場試合数をチェックしよう
上記の通り、いずれのルールにせよ①累積スタッツが項目としては最も多く重要です。
そして累積スタッツを多くするには、個人それぞれのスタッツの他に出場試合(時間)数がとても重要になります。③達成スタッツに関してもその達成する可能性を上げるにはやはり出場試合が多いほうが有利です。(退場など負の達成は除く)
自分の登録選手の出場試合スケジュールはロスターページからopponentsで確認することができます。

罫線が薄く引いてあり今後2週分(上の画像では12/16-12/22と12/23-29の2週分)のスケジュールがこれで確認できます。場合によっては週に2試合しか試合予定がない選手(チーム)から最大週に5試合あるチームも存在します。(上の画像では最大4試合)
シーズントータルでは全チームの試合数は同じ(82試合)ですが、週毎だとスケジュールに差があり、つまりその週だけで見れば稼げるであろうスタッツは所属チームによりかなり変わってくるのです。これを知っているのと知らないのでは成績が大きく変わります。

この視点で、ドラフトで上位ピックした選手など主力は変更してはダメですが(リリースしたらライバルからハイエナに合いますw)が、怪我人やスタッツ不調の選手で入れ替えを検討しているなど、所謂主力ではない選手を変更するときには、特にすごく重要なポイントです。(平均10ポイントの選手✕4試合=平均20ポイントの選手✕2試合になります。)

主力以外は直近の試合数が多い選手を常にローテーションさせるのも1つの戦略で、これを採用している人もけっこういますがこの戦略の落とし穴は、選手の入れ替え数制限(週に4人まで等)です。リーグにより設定がされていますのでその数の中で運用するようにしましょう(ただし怪我人発生時などのために多少余裕は持ちましょう。)

■ 試合数が多い選手はチームから検索する
試合数が多い選手の一番はやい探し方は、試合数が多い選手(いま自分のチームの所属選手など)を見つけて同じチームから良さそうな選手を選ぶといいと思います。
Players>player listから STATUS でチームを選んでソートできますので、そこから良さそうな選手を探しましょう。

少しテクニカルですが、やるやらないで結果はだいぶ変わります。落とせない週などは検討してみてください。ただし、選手の追加の翌日からしかスタッツは反映されませんので要注意です!