fantasy NBA:ドラフトではどういう選手をとるべきか

モックドラフトで練習をしつつ、本番のドラフトでどういう選手をとるべきかを検討していくことになりますが、この記事ではその定石を紹介していきます。参加するリーグのルール、ロスタールールによってとるべき戦略や選手は変わってくるので、そのあたりは皆さんの参加するルールに沿ってカスタマイズしてください!

■ 自分のドラフト順を確認し、ドラフト順を把握しておく
まず自分のドラフトが何番目かを把握しましょう。それによって特に上位でとれそうな選手は変わってきます。方式的には戦力が均衡しやすい所謂「スネークドラフト」という方式で、蛇のように1から12までいったら12番目の人を基準に13から24に戻ります。例えば12人のリーグで13巡目まである場合の指名順は以下の通りです。

例えば自分が4番目の場合は赤枠で囲んだ順番に自分の指名順がくることになります。自分の指名順に近いランキングの選手をチェックしながら全体のバランスを考えておくと良いでしょう。

■ 上位ピックではランキングに逆らわない
ドラフトの1つの醍醐味は下馬評以上の選手を発掘してチームを編成することですが、特に上位 ランクの選手に関しては大怪我を除き結果的にほぼ順位通りになる可能性が高いので、少なくとも3〜5巡目くらいまでは同巡内の中で選んでいくようにしましょう。

■ 怪我人には要注意!
怪我人はIL枠に登録はできますが、シーズン全休がほぼ決まっている選手や復帰が未定の選手なのなどはなるべく避けたほうが良いです。みんなが避けるからこそ取りに行くという考え方もありますが、特に上位指名は大切なのでなるべく計算できる選手からとっていくようにしましょう。

■ ポジション別にバランス良く選手をとる
リーグのロスタールールによって何を重視したら良いかは変わってきますが、共通して大事なことはバランスです。Util枠というバッファがあることが多いとは思いますが、特定のポジションばかりの選手の指名が続いた場合は意識するようにしましょう。また、複数のポジションに登録できる選手はやはり重宝します。選手の登録可能ポジションも見ながら進めましょう。

■ チームの強みを意識する
リーグのScoring Typeが(Head-to-Head-pointではなく)「Head-to-Head」の場合は、下記のように項目ごとに戦っていきます。

上記のリーグでは、FG%(フィールドゴール確率)、FT%(フリースロー確率)、3PTM(3P成功数)、PTS(得点数)、REB(リバウンド数)、AST(アシスト数)、ST(スティール数)、BLK(ブロック数)、TO(ターンオーバー数)の9項目で競っています(TOのみ少ないほうが勝ち)。上記の週の結果は、上のチームの6勝2敗1分です。

ここで大事なのは、「自分のチームはどの項目に強みを持たせるか」です。

特に3PTM、REB、ASTあたりの項目は特徴を出しやすいです。例えば、リバウンドやブロックでは絶対に負けないチームをつくれば9のうち2つは計算でき、残り7つの項目で3つ勝てば5勝4敗で勝てる!といったようなイメージです。

各スタッツはNBAのサイトでも確認できますが、こちらのサイトも便利です。

■ 大事な「出場試合数≒出場時間数」
ファンタジーは実際もスタッツを元に競うゲームです。なのでどれだけ平均スタッツが高い選手でも出場試合が少なければ長期的には有効な選手ではありません。ランキングにはその点も盛り込まれているのですが、今シーズントレードした選手、年齢が上がり役割が変わっていきそうな選手、ロードマネージメントが増えそうな選手、主力の怪我で出場時間が増えそうな選手、ルーキーや若手などは怪我以外でもギャップが出る可能性が高いです。そのあたりも予測してドラフトしていきましょう。

■ 愛着の持てるチームにする!
どうであれ何の穴もないチームをつくることはできません。迷ったら自分の好きな選手をとって愛着を持てるチームをつくっていきましょう!