fantasy NBA:2020のNBAドラフト注目選手7選!

■ ファンタジーでも重要な2020NBA注目ルーキーを調査。
ファンタジースポーツはギャップを狙うゲーム。
全NBA選手はランキングされていて複数人で選手を取り合うので、オールスター(例えばカリー、ハーデン、アデトクンポ、KD、レブロン)のようなチームはつくれません。そこで重要なのはランキングとのギャップです。そのギャップが最も生まれやすいのがルーキー。想定以上のプラスのギャップを生むであろう選手をチームにラインナップできるかどうかはファンタジーの1つの醍醐味です。

そんなことも念頭に、今回コロナウイルスの影響でNCAAや海外のリーグも中断してしまい例年以上にギャンブル性の高いと言われる2020年のドラフトにかかりそうな注目選手を調査したので7名紹介していきます。
最後の1人以外の6人はロッタリーピック確実の選手たちです。

■ アンソニー・エドワーズ Anthony Edwards

Anthony Edwards | 2019-20 College Highlights ᴴᴰ

昨シーズンのザイオンほどの大本命がいない中で、それでも本命と言えそうなのがジョージア大のSGアンソニー・エドワーズ。今季NCAA1年目は平均33.0分19.1得点5.2リバウンド2.8アシスト1.3スティールをマーク。体も強く身体能力も非常に高い。外からのシュートも上手でスピードもありディフェンスも上手い。10代とは思えない完成度の高さだが、穿った見方をすれば「全てが9点」のようにも見えてしまうのが少し気になるところ。チームにもよるが、NBA1年目でも一試合15~20得点くらいは期待したい。

ジェームズ・ワイズマン James Wiseman

James Wiseman Draft Scouting Video | 2020 NBA Draft Breakdowns

スモールラインナップが主流となりつつある昨今のNBAにあって、7フィートのビックマンは期待を上回ることも少なく、しかもワイズマンはNCAA規定違反のためわずか3試合出場しただけでメンフィス大学を辞めてしまったという未完の大器。それでも230cm近いウイングスパンがありリムプロテクターとしても十分に機能しそうなサウスポーの大器に夢をみたくなる往年のNBAファンは少なくないはず。得点、リバウンド、ブロックなどでファンタジーポイントを量産するかもしれない。

オビ・トッピン Obi Toppin

Obi Toppin | 2019-20 College Basketball Highlights ᴴᴰ

エドワーズやワイズマンと違い、大学でのプレーで時間をかけて評価をあげたきたオバデヤ “オビ” ・トッピン。強みはオフェンスで身体能力を生かしたプレーのほかに最近では3Pも向上している模様でストレッチ4としての活躍が期待できそう。逆にディフェンスは課題とされているので、スモールラインナップ相手であれば5番ポジションもディフェンスできるくらいになれば重宝されそうなプレイヤー。ロールプレーヤーで終わるのかスターとなるのか楽しみな選手。

ラメロ・ボール Lamelo Ball

LaMelo Ball | 2019 NBL Highlights ᴴᴰ

ロンゾ・ボールの弟でボール三兄弟の三男ラメロ。10代前半からロンゾを越える才能をもった選手として有名だった彼がついにNBA入り間近に。ちょっと変わり者のお父様の影響もあってこれまでのキャリアもユニークで大学には進学せず、直近はオーストラリアのNBLでプロのキャリアを送る。そこでもしっかり新人王を受賞しているのは流石。NBAレベルの選手であることはやはり間違いなさそうなので、あとはスター選手の多いPGでどこまでの選手になれるのか見守っていきたい。

デニ・アブディア Deni Avdija

DENI AVDIJA 2019-2020 SEASON HIGHLIGHTS – Top Prospect NBA Draft 2020 – Full Highlights

個人的に色々と調べた中で、今年の隠れ一位になるかもしれないと思ったのがデニ・アブディア。アブディアはイスラエル系セルビア人で既にイスラエルで2年間プロキャリアを送り、アンダー世代のイスラエルを好成績に導いてもいて実績は十分。206cmで本職はSFポジションだが、ガードからポイントフォワードやストレッチ4もこなせそうな万能性がありそう。クーコッチ、シュレンプ、ノビツキー、パーカー、ルビオ、そしてドンチッチなどに続くユーロ型NBAプレイヤーになってくれるかもしれない。

キリアン・ヘイズ Killian Hayes

KILLIAN HAYES HIGHLIGHTS 2019-2020 SEASON – NBA Draft 2020

バスケットボール選手でもあった父の故郷アメリカで生まれ、母の故郷フランス育ち、現在はドイツのリーグでプレーするコンボガード、ヘイズ。16歳からプロとして活躍するサウスポーは国際舞台(Uフランス代表)でも既に経験豊富なプレイヤー。アメリカ人の血を引きながらユーロ型のバスケを体得したハイブリット型の選手で、ハイライトを見る限り独特リズムがあり、バスケIQが高そう。同じサウスポーということもあり、どこかハーデンがちらつく選手。(やはりハーデンを目標にしている模様。)

■ (番外編)キリアン・ティリ Killian Tillie

Gonzaga F Killian Tillie Highlight Reel – 2019-20 Season | Stadium

八村塁と同じタイミングでゴンザガに入ったフランス人、ティリ。大学入団当初は八村と同等かそれ以上の評価があり期待されていたものの、大怪我もあって結局4年間大学に在籍した苦労人。それでも無事にNBA入りの可能性があるところまできている。評価を見る限り良くて2巡目、もしかしたら2way契約などになってしまうかもしれないが、(八村越しではあるが)苦労を見ていただけに、NBAの舞台にたってくれることを願っている。ゴンザガの先輩サボニスのような選手になってもらいたい。

以上。来季のファンタジーでもみんな活躍してくれることでしょう。ご参考ください!以下プロフィール含めリストとして貼っておきます。