■ Bリーグ2019-20シーズンをファンタジーポイントでランキング!
新型コロナウイルスの影響で中断、そして終了となったBリーグ。非常に残念ではありますが、賢明な判断でした。途中終了とはなりましたが、ここで今シーズンの各選手の(仮想)ファンタジーポイントをまとめ、ランキング化したいと思います。
算出の方法は以下の通り。NBAのyahooファンタジーでのポピュラーなものに則っています。
・対象はB1全選手のスタッツ。対象者は約280名、シーズン終了(最多41試合)まで。
・参照スタッツは、PTS(得点)、3PGM(3P成功数)、TR(リバウンド)、AS(アシスト)、ST(スティール)、BS(ブロック)、TO(ターンオーバー)
・NBAファンタジー同様の以下一般的な係数を掛け、加算。
1:PTS、3PGM
1.2:TR
1.5:AS
3:ST、BS
-1:TO
今回は、「1試合平均のポイント上位者をランキング。ただし約6割(25試合以上)の出場選手に限る。」という条件で算出しました。(該当者は約170名)
■ 外国籍、帰化選手部門TOP5
5位:ダバンテ・ガードナー(三河)44.4ポイント
得点王のガードナーが5位。得点のほかにもリバウンドやアシストのポイントも多かったです。チームの三河も中盤以降フィットしてきていて、この勢いでのポストシーズンは楽しみだっただけに残念でした。
4位:レオ・ライオンズ(富山)44.5ポイント
富山のライオンズが4位。得点(4位)、リバウンド(10位)、アシスト(8位)、スティール(2位)と、とてもバランスの良いスタッツです。
3位ニック・ファジーカス(川崎)44.9ポイント
ファジーカスが唯一の帰化選手でのランクイン。得点(2位)とリバウンド(3位)でリーグトップクラスに居続けるその活躍は、今年もBリーグ最強助っ人の名に恥じぬものでした。
2位:ライアン・ケリー(渋谷)46.0ポイント
渋谷の戦略もあり試合数が他選手に比べ少ないものの、平均のスタッツでは見事2位となったケリー。やはり全体的にバランスの良いスタッツですが、ターンオーバーも非常に少ない選手です。
1位:ジョシュ・ハレルソン(大阪)46.7ポイント
栄冠に輝いたのは大阪のハレルソン!アシスト以外の項目でTOP10入りという驚異のスタッツと、(ケリーほどではないものの)ターンオーバーも少なく、合計ポイントは見事に最高になりました。
■ 日本人選手部門TOP5
5位:宇都直輝(富山)25.3ポイント
試合数が少なかったものの、得点、アシスト、リバウンドのバランスが良い宇都が日本人5位にランクイン。3Pがシーズン通して0本という時代に逆行した感じ、和製ベン・シモンズとも言えるかもしれません。
4位:田中大貴(東京)25.5ポイント
プリンス田中が4位。PGを除くポジションで唯一のランクインは立派です。得点、アシスト、スティールが多くターンオーバーも少ないので、今年もリーグベスト5があれば間違いなく選出されるでしょう。
3位:藤井祐眞(川崎)26.1ポイント
川崎の中地区1位の立役者の一人、藤井が第3位。篠山の離脱もあり、今季はスタメンにも定着。スタッツに見えない活躍が光るタイプの選手がスタッツでも光っているのは大活躍の証でしょう。
2位:齋藤 拓実(滋賀)26.5ポイント
NBAで最もそのシーズンでの成長が目立った選手に与えられる、MIP(Most Improved Player)がBリーグにあれば、まず間違いなくこの賞は彼に与えられたでしょう。今シーズン最大のサプライズとも言って良い齋藤が見事2位です。
1位:富樫勇樹(千葉)28.5ポイント
そしてファンタジーでみても富樫が名実ともにBリーグ日本人選手NO.1となりました。得点とアシストが大きく牽引しています。しかしリーグ全体でみるとまだまだ30位となるので、彼にはまだまだ上を目指してほしいです。
番外編:河村 勇輝(三遠)23.4ポイント
今シーズン最も大きな注目を集めたと言っても良い、福岡第一からきたスーパー高校生河村は(試合数こそ少ないものの)そのファンタジーポイントでみても圧巻の23.4ポイント。これは日本人選手全体でも9位に該当するスタッツです。ちょっとできすぎな感じもしますが、やはり将来楽しみな選手です。
いかがでしたか。
いま世界は大変な状況ですが、事態が安定、終息に向かって来シーズン以降もBリーグを楽しめることを心から願っています。そして以下に各上位ランキングを貼っておきます。