fantasy NBA:自分好みのルールのリーグを見つけよう

Fantasy NBAにはじめて参加する方は「Custom league」がおすすめです。
この記事では、こちらの記事の続きとしてリーグによって違うルールの説明と、個人的におすすめのセッティングをご紹介します。

■Custom Leagueではコミッショナーによってルールが違います。
各リーグの「League Settings」で確認できるのですが、大きく3つの分類とそれぞれに細かい項目があります。
1.)Rules →ドラフト、トレード、プレイオフなどに関するルール
2.)Roster
→ 各チームのロスターのルール(全体の選手数、ポジション毎の選手数)
3.)Scoring Categories
→ スコアに影響するスタッツの項目とその影響度
例えば以下のようなセッティングになります。

全て大切なルールではあるのですが、まずは1.)Rulesの中で特に重要なルールを紹介していきます。ルールが多岐にわたるので全て理想と一致というわけにはいかない場合もあります。

Select Your Draft Type:ここは、Live (standard) Draft 一択です。ドラフトはこのゲームの醍醐味の1つですし、オートでピックされた選手にはどうしても愛着が湧きにくいです。多くのコミッショナーがこの設定にしていますし、迷わずLiveのリーグを選択しましょう。

●Draft Time:そこで重要になるのがドラフトの時間です。時間の表示はPST(米国太平洋標準時間)になっているので、自分がリアルタイムで参加できるリーグを探さなければいけません。PSTと日本時間の時差は17時間(日本の方が早い)ので日付等は間違えないよう注意してください。

●Scoring Type:ここは勝負のルールの項目で、Head-to-HeadHead-to-Head-point どちらかが良いと思います。Head-to-Headは毎週リーグ内の誰かと一対一で対戦していく形式です。(Rotisserieは、リーグ内の全員と競いますが差が縮まりにくくおすすめしません。)
Head-to-Headの場合は定められた項目(スタッツ)の大小を週毎に集計していき勝敗が決まります。
Head-to-Head-pointの場合は、それぞれの項目(スタッツ)と係数(3.)Scoring Categoriesで)が定められていてそれを元に導き出されたpointを元に勝敗が決まります。

●Max Team:チームの上限です。少なすぎても多すぎても良くなく、8−12くらいが最適です。

●Play offs:シーズン終了後のプレイオフのルールです。ここは進めながらでも良いですが把握しておくと良いでしょう。

●TRADES:トレードに関するルールの説明です。トレードの期限や成立の条件などを確認できます。

●WAIVERS:チーム編成の際の解雇や誰かに解雇された選手(の取得)に関するルールです。

■ 2.)Rosterは必ずチェック
2.)Rosterは必ず見るようにしましょう。各チームのロスターのルール(全体の選手数、ポジション毎の選手数)はドラフトするにあたって、またリーグが始まった後も非常に重要です。またコミッショナーによって色んな特徴があるのでよく考えて選びましょう。

各選手にはポジションが与えられています。複数のポジションに登録できる選手もいますし、そのステータスはリーグの途中に変更になることもあります。
PG、SG、SF、PF、Cにはそれぞれのポジションの選手のみを登録可能です。
GにはPGとSGの選手が、FにはSFとPFの選手が登録できます。
UtilとBNにはどの選手も登録できます。
(その時)BNに登録している選手は成績に反映されません。
(ちなみにここでは確認できませんが、怪我をしている選手だけ入れることのできるIL枠が追加で2枠与えられます)
上記を鑑みながらバランス良くドラフトしていく必要があります。

以下で実際に設定されていた一例を紹介します。

少し変わったものだと以下のようなものも。

他にも様々な設定がされているので、ぜひ色々とみてみてください。迷ったらスタンダードなタイプに近いものを選ぶと良いと思います。

3.)Scoring Categoriesも必ずチェック
ここではスタッツのどの項目(スタッツ)が勝敗に関わるかを確認できます。
Head-to-Head-pointの場合はさらにその項目の係数が確認できます。
例えば以下のようなスタッツで()内はおおよその係数です。

●Points Scored:(1)★:ポイント数。
●3-point Shots Made:(1)★:3P成功数、%が項目の場合もしばしばある。
●Offensive Rebounds:(2):リバウンド重視リーグの場合はあるが、totalだけのことが多い。
●Total Rebounds: (1.2)★:合計リバウンド数
●Assists:(1.5)★:アシスト数
●Steals:(3)★:スティール数
●Blocked Shots:(3)★:ブロック数
●Turnovers:(-1)★:ターンオーバー数
●Double-Doubles:(5):ダブルダブル
●Triple-Doubles:(10):トリブルダブル
※ダブルダブルやトリプルダブルは他のスタッツも採用されている場合差が開きすぎてしまうので採用されていることは少ない印象。
最もポピュラーなのは★印のスタッツです。
コミッショナーによっては極端な係数をかけているリーグもありますので注意が必要です。

それぞれのルールの設定状況によって何を重視したほうが良いかは変わってきます。
自分の好きなルールを見つけて参加するようにしましょう。

やることはその分増えますが、複数のリーグに参加して色んなパターンのルールを経験するのも面白いです。そして参加するリーグが決まったら次はドラフトの練習です。